あこがれのレイアウト  表紙へ
     
 少年の頃、月刊『鉄道模型趣味』誌とその別冊で、諸先輩方が製作なさった多くのレイアウトに憧れました。
 それらの中から、特に印象が深かった作品を次ページ以降でご紹介します。
 それらはいずれも、単なる模型製作記事ではありませんでした。
 実物を模することを通じて、幅広い知識と巧妙な知恵が得られました。そして物事の本質を見抜く目、深く探究する哲学さえ含まれていました。
 私は、物の見方や価値観、人生観など、多くの思想的影響も受けています。
 また、単に写実的に実物を再現するのではなく、実物らしさ、美しさ、あるいは楽しさなど、感性に訴える要素を表現した芸術作品でもありました。
 理性と感性の両面から、人の心に迫る模型作品だったと言えると思います。

 なお、ご紹介するレイアウトの順番は、私が読んだ順に並べてあります。
 
少年時代に最も憧れた、坂本衛氏の「摂津鉄道」
(2010.8.21)
 
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