団体客を乗せた列車を撮影してから、徒歩で鴻駅に戻りました。 さて次は、機関区を見学しましょう。 機関庫の隣のこぢんまりした建物へ行き見学許可をお願いしたら、「ここは保線区だから、裏の機関庫へ直接行ってください」とのこと。なるほど、この建物は保線区詰所だったのですね。 線路をまたいで機関庫へ行くと、何やら部品の修理をしている作業員がいます。「あのぅ、機関庫の見学をお願いしたいのですが」と声をかけたら、「機関庫の横の建物が事務所だよ。そこの扉から入っていいから」と教えてくれました。 扉を開けると、古びた机に向かっている初老の男性がいます。恐る恐る声をかけ見学をお願いすると、「ああ、いいよ。まわりをよく見て、気をつけな」とあっさり許可がおりました。 そして何と、「車輌の資料も見るかい」と聞かれたのです。すぐに「ハイ」と答えると、男性は奥の部屋に入っていきました。 待つことしばし、男性は書類の束を抱えて戻ってきました。そして在籍車輌の説明をしてくださったのでした。 その後の見学とあわせて、上総鉄道の車輌たちをまとめてみました。 |
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