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駅前広場を右に進むと、駅前商店街です。
駅前食堂、八百屋、雑貨屋、米屋、荒物屋と二階建ての商家が立ち並びます。
裏手の住居部分や倉庫も含め、田舎らしいゆったりとした造りです。
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上写真の右から、日通荷受所、牛乳販売店、駅前食堂、八百屋。 |
路地では、子どもたちの遊ぶ姿が見えます。
商店街の裏手には、駅到着直前に車内から見た農業倉庫が建っています。
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上写真の路地をはさんで右が八百屋、左の看板建築が雑貨屋。 |
倉庫といえば、道路の反対側にも倉庫が建ち並んでいます。当鉄道は貨物輸送の比重が高いそうなので、それと関係があるのでしょう。
米屋の前では、オート三輪に米袋の積み込み中です。
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その先はわらぶき屋根の一見農家風の平屋ですが、これは駄菓子屋です。ちょうど、学校帰りの小学生たちが買い物に来ています。
駄菓子屋の前あたりから、道路はゆっくりと下り坂になります。
道路の右側は一段高くネギ畑、左側は資材置き場になっています。 |
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上写真の手前から、駄菓子屋、荒物屋、米屋、雑貨屋。
右側は倉庫。 |
さらに歩くと、ネギ畑の向こうに線路と無蓋車が見えてきました。先ほど、本線と合流した構外側線です。
国鉄の無蓋車が3輌並び、砂利の積み込み作業中です。
線路の向こうが小高い丘になっていて、そこにナローの線路が敷かれています。錆びたナベトロがズラリと並び、加藤製とおぼしき小さなDLも見えます。作業員の方の話では、丘の向こう、本線を鉄橋で渡った先に山砂利の採取場があり、そこから運んできた砂利をここで無蓋車に積み替えるのだそうです。
積み替え設備は、作業員が手作業でナベトロのナベを傾け、下の無蓋車へ砂利を落とし込む原始的な構造です。
砂利採取場やナローも上総鉄道の直営だそうで、この販売収入が重要な収入源となっているそうです。
また、以前はバラスト代用として使ったこともあったそうですが、砂利は角がなく丸いので道床向きでなく、今は購入したバラストが中心で、経費節減のため多少砂利を混ぜる程度だそうです。
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