小学5年生のとき 前ページへ

 私は物心ついた頃から鉄道が好きでしたが、趣味活動を本格的に始めたのは1976年、小学校5年生の時からです。
 当時通った小学校に、「子どもだけで学区外に出てはならない」という校則がありました。ところが2年生の時に友だちと一緒に出てしまい、担任の先生に厳しく叱られ、放課後残されて反省文まで書かされたのです。
 以後、遠出は避けていたのですが、5年生の時に担任が替わり、黙認してくれるようになりました。
 新しい担任の先生は、子どもが挑戦や冒険をすることをとても大切に考える方だったのです。
 以後、母から借りた一眼レフカメラを片手に、関東地方の地方私鉄や国鉄ローカル線を乗り歩くようになり、廃線跡の探検にも出かけました。昨今、廃線跡を歩くのがブームとなっていますが、30数年前に実行していた小学5年生というのも珍しいことでしょう。ちなみに、最初に歩いた南総鉄道の廃線跡探検は、後にネコ・パブリッシング刊『トワイライトゾ〜ン・マニュアルY』(1996年)に発表しましたので、そちらをご覧下さい。

(国鉄青梅線 青梅 1976)

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