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(デ7071 庄川口〜六渡寺 2009.8.11)
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かつての加越能鉄道万葉線が、経営難により第三セクター化された路線です。
その後、設備の改善や新車の導入、ダイヤ改正等で乗客を増やし、好調なのは何よりです。
全線12.8kmのほぼ半分が専用軌道で、バラエティに富んだ沿線風景が展開される魅力的な路線です。
途中でJRの路線とオーバークロスしたり、工場地帯を抜けたり、長大な鉄橋もあります。
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(デ7071 高岡駅前 2009.8.11)
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加越能鉄道時代から使われている旧型車は、富山地方鉄道のデ7000形の扉位置を変えただけの準同型車です。製造時期により若干の違いがあり、3形式に分かれています。
写真のデ7071は、旧型車の中では一番新しいデ7070形に属します。新しいといっても1967年製ですので、車齢は40年を超えています。
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(デ7071 高岡駅前 2009.8.11)
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高岡市内は商店街の中を併用軌道で走ります。
道路はあまり広くなく、広小路までは単線です。
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(デ7071 庄川口〜六渡寺 2009.8.11)
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車庫のある米島口から、再び単線になります。
そして六渡寺からは、法規上は鉄道線となります。これは、かつてこの区間が富山地方鉄道の射水線だった名残です。
六渡寺を出ると、万葉線のハイライト、庄川鉄橋を渡ります。全長が400mを超える長大な鉄橋です。
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(デ7071 越の潟 2009.8.11)
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富山地方鉄道時代は路線が富山市内へ延びていましたが、富山新港の掘削で越の潟が終点となり、現在に至ります。対岸へは、代替措置として運行している県営の渡船で渡ります。
対岸の射水線はその後、残念ながら廃止されてしまいました。
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(デ7071 越の潟 2009.8.11)
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デ7071の車内。
よく整備され、清掃も行き届いており、古さを感じさせません。
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(MLRV1002 庄川口〜六渡寺 2009.8.11)
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第三セクター化されてから、新たに超低床車が5編成導入されました。富山ライトレールや富山地方鉄道軌道線に導入された新車と同型です。
現在は通常、日中はこの新車のみで運行されています。
旧型車は朝夕と、、検査などの時の代走のみとなりました。
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(デ7076他 米島口 2009.8.11)
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万葉線の車庫は、米島口にあります。
日中は、予備車となっているデ7000形がたくさん並んでいます。
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(デ7074他 米島口 2009.8.11)
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米島口の車庫には、営業用の電車に混じって黄色いスノーブロウを前後に付けたデ5022が留置されています。
除雪機械扱いで車籍はありませんが、富山地方鉄道デ5010形の最後の1輌です。
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(デ5022 米島口 2009.8.11)
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(デ7075 高岡駅前 1999.8.22)
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左の写真は、加越能鉄道だった頃の高岡駅前です。
この頃は、全体的に施設の老朽化が目に付きました。レールは肉眼でも歪んでいるのがわかり、保線も不十分なようで乗り心地が悪く、「この鉄道も、もう長くないのかも…」と心配になったものです。
第三セクター化されてからは、施設の改善が進み、乗り心地も大幅に改善されました。
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(デ7075 越の潟 1999.8.22)
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同じく加越能鉄道時代の終点、越の潟。
当時はホームの向こう側を使っていましたが、現在は手前を使用しています。
この頃は、日中は2本に1本が中新湊で折り返していて、越の潟までは30分に1本しか電車が来ませんでした。
なお、この当時は途中に、併用軌道上で専用線との珍しい平面交差がありました。
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