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(113系4連 佐原 2010.7.19)


 成田線は、前身の成田鉄道の頃から佐倉〜銚子間と我孫子〜成田間に分かれ、運用も全く別でした。
 ここでは、前者のみを取り上げます。
 この区間は他の千葉県内各線同様、長らく113系の天下でした。
 左写真は、湘南色に塗り直された2編成のうち、4輌編成の方です。

(211系5連 下総豊里 2009.6.16)


 今の佐倉〜銚子間は、京浜東北線から転用した209系が走っています。一時期、高崎線等から転用した211系5連が走っていたこともあります。
 ステンレスカーは黄色と青の帯を巻いていますが、菜の花と海をイメージした色とのことです。確かに千葉県内は、菜の花と海が多いのです。

 

(211系5連 銚子 2008.7.29)


 211系は113系より新しく、空気バネなので乗り心地は良いのですが、オールロングシートなのは困りものでした。
 短時間の乗車ならともかく、千葉から銚子まで通して乗ると2時間くらいかかるので、車窓が眺めにくいロングシートでは飽きてしまうのです。
 長距離を移動するなら特急に乗れ、ということかもしれませんが、鈍足の「しおさい」に高額の特急利用金を払うのは気が進みませんし、特急の本数も少ないのです。
 休日は家族連れも多く乗車するので、その点でもロングシートは不適切です。
 代替として登場した209系は先頭車のみセミクロスに改造されていますが、どうせなら全車セミクロスにすれば良いのにと思います。
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