鉄橋のある風景 前ページへ 表紙へ

(高松琴平電気鉄道 1998.8.12)


 鉄道風景を眺める時も、写真を撮る時も、鉄橋を渡る列車は実に魅力的です。
 レイアウトを作る時も、鉄橋を効果的に使いたいものです。
 具体的には、手前の目立つ位置に配置し、周囲には極力建物を置かず、鉄橋を目立つようにします。
 坂本衛氏製作の「摂津鉄道・小川のある風景」のように、平凡でも味のある情景を作ってみたいと思います。
新金線

(新小岩〜金町 2016.1.31)


 上の写真より大きな川を渡るなら、トラス橋が向いています。橋脚の間隔を広くできますから。
 その前後にガーダー橋を付けるのも、よく見られる光景です。
 模型化した場合も、ガーダー橋に挟まれたトラス橋は絵になることでしょう。
 そしてこの橋は、川を直角に渡らず、斜めに架かっていることにも注目してください。
 レイアウトでは、直角で構成されたストラクチャーが多く建つことになります。その分、シーナリィでは極力直角の交差を避けるのが、実感的に作るコツだと思います。
紀州鉄道

(御坊〜学門 2009.9.6)

 
 小さな私鉄の小さな鉄橋。
 これでも、紀州鉄道にとっては最長の鉄橋だそうですが。
 手前には、これまた小さな道路橋。歩行者専用で、欄干すらありません。
 これなら簡単に模型化できそうです。

(御坊〜学門 2009.9.6)


 橋脚は平凡なコンクリート製。
 比較的歴史の浅い鉄道なので、これは当然でしょう。
 でも実は、地方私鉄の鉄橋の橋脚は、大半がコンクリート製なのです。
万葉線

(庄川口〜六渡寺 2009.8.11)


 大きな川には広い河原があります。
 レイアウトやレイアウトセクションで、このような雄大な風景を再現するのはスペース的に無理がありますが、何らかの形で取り入れてみたい気もします。

京成電鉄

(江戸川〜国府台 2010.8.12)


 個人的にはローカルムードのあるガーダー橋が好きですが、トラス橋にも魅力を感じます。
 左写真のように巨大な複線トラス橋は、16番では無理でしょうが、Nゲージなら作れるかもしれません。
 それにしても、こうして見るとトラス構造の部分は、車輌と比べて相当大きな物です。
小湊鐵道

(上総牛久〜上総川間 2010.12.11)

 小湊鐵道で鉄橋の写真というと、養老川を渡る写真が定番です。
 でも写真のように、竹林や木立に囲まれた短い鉄橋も良いものです。長い鉄橋の場合と異なり、レイアウトの中央にドカンと置かず、端の方にさりげなく配置したいと思います。
 レイアウトの鉄橋で悩まされるのは、川の前後をどうするか、です。でも、このように木々に埋もれそうな短い鉄橋なら、その心配は無用です。

 エンジン音とジョイント音を響かせて走り去るキハ200を眺めていると、一枚の絵を見ているように感じました。
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