ディーゼル機関車 前ページへ 表紙へ
DB1
 1954年新三菱重工製の22t機。機関は210psで、当鉄道には十分な出力である。

 準同型機は江若鉄道DC301や建設省など各地で見かけるが、その多くはC型機である。B型機なのは、軸重増による牽引力を期待したためだという。だが、保線区から線路を痛めると嫌われ、長らく予備機だった。

 近年、レールを交換してから、重量貨物列車や多客時などに活躍するようになった。




 ※アダチ製新三菱25tB型DLバラキット組み立て。下回りを中心にディテールアップしている。当レイアウト建設のきっかけとなった記念すべき機関車。
 
DB2
 1954年森製作所製の10t機。機関はDB5L。出力は130psと非力だが、勾配があまりない当鉄道では問題ない。

 当初は流山電気鉄道DB1と同型で発注されたが、当時森製作所では加悦鉄道のDB201を製造中で、結局両者の中間的な形態となった。同型機も発注予定だったが、これは新三菱製が受注しDB1となった。

 森製作所製のDLといえば蒸機の改造が有名だが、本機は新製機。唯一、動輪のタイヤ部のみは当鉄道の手持ち品を送ったが、他は全て新規に製作された。

 現在、入れ替えから本線運用まで、主力機として運用されている。




 ※珊瑚模型店製加悦鉄道DB201バラキット組み立て。下回りを中心にディテールアップしている。月刊『鉄道模型趣味』誌2011年3月号(通巻810号)に製作記事掲載。詳細は同記事をご覧ください。
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