客 車 前ページへ 表紙へ
ハフ1
 1925年の開業時に日本車輌で新製された2輌の客車のうち、現存している1輌。

 登場時は側窓が10個だったが、1962年に車体を改装し、6個に減少した。

 なお、改装しなかったハフ2は同年廃車となった。

 今時珍しい木造車でオープンデッキのため予備車となっており、多客時以外は動かない。



 ※珊瑚模型店製南薩鉄道ハフ53バラキット組み立て。手すりや端梁、ブレーキハンドル、ブレーキテコやブレーキシリンダー、エアーホース、蓄電池箱等を追加している。
ハフ2
 遠州鉄道サハ101を、1962年に譲り受けたもの。1923年日本車輌製の木造2軸車である。本車の入線に伴い、開業以来の(旧)ハフ2は廃車となった。

 オープンデッキではないが木造車ということで、活躍の場は少なめである。



 ※アールクラフト製遠州鉄道サハ101バラキット組み立て。手すりやドアノブ、解放テコ、ブレーキシリンダーやブレーキテコ、蓄電池箱、エアーホース等を追加し、車内も作り込んでいる。
ハフ3
 1954年に西日本鉄道大川線キハ5を譲り受けたもの。もとは1933製日本車輌製大川鉄道キハ5である。大川鉄道には同型車が7輌もあり、他に同型車や準同型車は各地で見ることができた。

 荷台が無いことを除けば、車体はキハ1と同じ。定員も同じで40名である。
 
 現在、旅客列車の主力となっている。



 ※フクシマ模型製上武鉄道ハフ3バラキット組み立て。下回りを中心に、カプラーポケットやブレーキテコ、ブレーキシリンダー、エアーホース、蓄電池箱等、かなりのディティールアップをしている。実車も模型も、お気に入りの車輌。
ニフ1
 1940年に鉄道省から譲り受けた荷物車で、旧番はユニ3998である。

 戦後は貫通ブレーキ化され、車体も改装されたが依然として木造車のままである。

 当鉄道では、手荷物が少ないときは客車に載せてしまうため、手荷物の多いときのみ稼働する。



 ※珊瑚模型店製南薩鉄道テフ55バラキット組み立て。ドアノブやブレーキテコ、エアーホース、端梁等を追加している。屋根は薄紙を重ね貼りしてスウェード調スプレーを吹き、ルーフィング張りを表現した。
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