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 須和田駅を発車すると、踏切を渡ります。

 道路は未舗装のジャリ道です。


 線路は少しだけ国鉄線と並行して走ってから、右に大きくカーブして離れていきます。

 すぐ左には、小川が流れています。

 右には細い道が並行しますが、これはやがて踏切で横切ります。踏切の防護柵は、古枕木製のささやかな物です。

 列車はしばらく直線区間を走ってから、また右にカーブします。そして3つ目の踏切を渡ります。

 ちなみにこの列車、「1」のナンバープレートと、新三菱重工1954年製の銘板を付けたDLが牽引しています。車掌さんの話では、DB1という機関車だそうです。

 2輌目は、白ペンキで「ト1」と書かれた小型の木造無蓋車。シュー式軸受なので国鉄線への乗り入れはできず、社線内の保線工事用とのことです。
 
乗客の乗る3輌目は、「ハフ2」と書かれた2軸客車。これも今時珍しい木造車です。
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