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(クモハ169−6他3連 篠ノ井 2012.8.12)


 「信州」は、ついに乗る機会の無かった数多くの急行のひとつです。
 幸い、しなの鉄道で復活運転されたので、2012年になって初めて乗車することができました。
 往年と同じ国鉄色の169系で、ヘッドマークも付いています。
 「急行」のサボも入っていました。

 しなの鉄道は発足時に、JR東日本から169系3連を3編成譲り受け、後に1編成を追加しました。追加した編成は早期に廃車となりましたが、今も3編成が残ります。
 ただ、国鉄色は1編成のみで、他はしなの鉄道色ですから、復活運転は短い3輌編成でした。急行の全盛期を知っている身には、いささか物足りない感じがします。
 全編成を国鉄色とし、9輌編成で走れば迫力がありそうです。

 外観は国鉄時代とあまり変わっていませんが、室内はボックスシートが撤去され、新幹線から流用されたクロスシートに替わっていました。これはJR時代の改装です。
 乗車後、車内で車掌さんから大人300円の急行券を購入しました。

 細かい不満はあれど、国鉄色の急行電車が健在であるのは嬉しいものです。
 走りも昔と変わらず、俊足でした。
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